石材について
一般的にお墓に使用される石材は次の種類に分けられます。
●花崗岩(火成岩)
御影石(兵庫県)庵治石・青木石(香川県)大島石(愛媛県)
万成石・北木石(岡山県)稲田石・羽黒みかげ・真壁小目石(茨城県)
吾妻みかげ・磐梯みかげ(福島県)他
●安山岩(火成岩)
本小松石(神奈川県)本山崎石(山梨県)白河石(福島県)伊達冠石(宮城県)他
●斑レイ岩(深成岩)
浮金石(福島県)他
●凝灰岩(堆積岩)
大谷石(栃木県)十和田石(青森県)秋保石(宮城県)他
ここに挙げた石種は日本を代表する石の銘柄ですが、国外にもこれに準じた石が数多く存在します。
〇中国‥‥G603(中国小目)・G623(中国稲田)・河北山崎・南平黒 他
●花崗岩(火成岩)
御影石(兵庫県)庵治石・青木石(香川県)大島石(愛媛県)
万成石・北木石(岡山県)稲田石・羽黒みかげ・真壁小目石(茨城県)
吾妻みかげ・磐梯みかげ(福島県)他
●安山岩(火成岩)
本小松石(神奈川県)本山崎石(山梨県)白河石(福島県)伊達冠石(宮城県)他
●斑レイ岩(深成岩)
浮金石(福島県)他
●凝灰岩(堆積岩)
大谷石(栃木県)十和田石(青森県)秋保石(宮城県)他
ここに挙げた石種は日本を代表する石の銘柄ですが、国外にもこれに準じた石が数多く存在します。
〇中国‥‥G603(中国小目)・G623(中国稲田)・河北山崎・南平黒 他
〇インド‥‥クンナム・ニューインペリアルレッド・インドルリーン他
〇スウェーデン‥‥ファイングレー(スウェーデン黒)
このうち、みかげ石に総称される【花崗岩】がもっとも一般的な石材と言われております。また【凝灰岩】はその加工のし易さから、主に塀やお墓の外柵などに使用されています。
〇スウェーデン‥‥ファイングレー(スウェーデン黒)
このうち、みかげ石に総称される【花崗岩】がもっとも一般的な石材と言われております。また【凝灰岩】はその加工のし易さから、主に塀やお墓の外柵などに使用されています。
現在、日本には中国をはじめとして世界中から石材が輸入されております。その石の種類は300種を下らないといわれていますが、実際には鉱山の開発や鉱脈の発見で増えたり、また鉱脈が枯れて産出不能になる石もあります。
それぞれの石は全て天然素材です。その産地・鉱脈によってそれぞれに特性があります。
それぞれの石は全て天然素材です。その産地・鉱脈によってそれぞれに特性があります。
その中で【お墓に使える】条件としてあげるとしたら
①水を吸いにくい
②硬度が高い
⇒ともに風化がゆっくりとなる
③彫字が見やすい
⇒ペイント等を施す必要がない
④好みの模様・色・ツヤである
⑤価格が予算に合っている
と言ったところが重要な要素です。
墓石は「自動車」「住宅」などと違い、一度購入すると買い替えの利かない大切な心の拠り所です。これらの条件を念頭に一度ご相談ください。
墓石は「自動車」「住宅」などと違い、一度購入すると買い替えの利かない大切な心の拠り所です。これらの条件を念頭に一度ご相談ください。
一般的に墓石には花崗岩(火成岩)が使用されております。
その花崗岩は、いわゆる火山活動や造山活動で生成されたもので、地球上に広く分布しております。ですから、石の質としては「産地ごとの質の違い」はありますが、「国内か国外か」という分類では大きく違いがあるわけではありません。
しかし石材として考えた場合で、あえて違いがあるとすれば以下の通りです。
【国内産の長所】
その花崗岩は、いわゆる火山活動や造山活動で生成されたもので、地球上に広く分布しております。ですから、石の質としては「産地ごとの質の違い」はありますが、「国内か国外か」という分類では大きく違いがあるわけではありません。
しかし石材として考えた場合で、あえて違いがあるとすれば以下の通りです。
【国内産の長所】
●石材としての実績がある
●産地がわかる
●納期が短く、細かい対応ができる
【国外産の長所】
●価格が安い
●種類が多い
これらの違いがあります。
ここに「加工技術の問題」「輸送リスク」の問題が入ってきますが、単純に材質と言う点では大きな違いはありません。
●産地がわかる
●納期が短く、細かい対応ができる
【国外産の長所】
●価格が安い
●種類が多い
これらの違いがあります。
ここに「加工技術の問題」「輸送リスク」の問題が入ってきますが、単純に材質と言う点では大きな違いはありません。
石はもともと地中にあるものです。
特にみかげ石に総称される花崗岩(火成岩)は造山運動やマグマの活動で生成されるため、地表に露出している物よりも地下深くの鉱脈から産出される場合が多くみられます。
その石を地表に切り出し削って磨いて、人間は石材として使用いたします。
実は「石」そのものは地表にあるあらゆる天然材料の中で、最も耐用年数が長いものであると言われております。それはエジプトのピラミッドや中国の万里の長城を見ても判る通りです。いわゆる100年、1000年単位での耐用が認められます。
しかしそれはあくまで「耐用年数」です。地中にある物を地上に引っ張り出して使用していますので、そこには風化作用が生じます。
墓石に関して言えば表面のツヤが飛んだり、表面がザラザラしてしまうことを言います。これが進めば最終的には石材にひびが入り、石そのものが崩壊してしまうのですが、それまでには数百年から数千年かかると言われています(一般的な環境条件下でのお話です)。
特にみかげ石に総称される花崗岩(火成岩)は造山運動やマグマの活動で生成されるため、地表に露出している物よりも地下深くの鉱脈から産出される場合が多くみられます。
その石を地表に切り出し削って磨いて、人間は石材として使用いたします。
実は「石」そのものは地表にあるあらゆる天然材料の中で、最も耐用年数が長いものであると言われております。それはエジプトのピラミッドや中国の万里の長城を見ても判る通りです。いわゆる100年、1000年単位での耐用が認められます。
しかしそれはあくまで「耐用年数」です。地中にある物を地上に引っ張り出して使用していますので、そこには風化作用が生じます。
墓石に関して言えば表面のツヤが飛んだり、表面がザラザラしてしまうことを言います。これが進めば最終的には石材にひびが入り、石そのものが崩壊してしまうのですが、それまでには数百年から数千年かかると言われています(一般的な環境条件下でのお話です)。
墓石について
お墓の施工と構造
2011年の東日本大震災の際、関東の多くの地域で墓石の「ずれ」「転倒」「倒壊」が発生しました。そこには地盤的な問題や施工上の不備が原因であるといわれております。
弊社では過去の経験からセラミックボンド、耐震強化金具、心棒などを使用し耐震強化をしており、先の震災でも弊社施工の墓石の90%以上が転倒いたしませんでした。
しかし弊社としてはできる限りの耐震施工を行っていますが、地震の力は想定外の部分が多く「今回大丈夫だったから次回も‥‥」とは言えません。
弊社としても耐震施工を行い、地震被害ゼロをめざしますが、そこには定期点検等のお客様のご協力が必要となりますので、その点もご理解ください。
墓石のお掃除とお手入れ
花立・水鉢・香炉等の小物はできるだけ動かさないでください。石は見た目には小さくとも重量物ですし、石の研磨面(ツルツルの部分)は水が上に乗ると滑りますので、おもわぬ事故・破損につながります。極力【ふき掃除】【はき掃除】だけにとどめてください。
どうしても動かす場合は
①ゴム付き軍手・敷くモノ(雑巾・タオルの類)を用意する
②台石や敷石の上の研磨面の水分を拭き取る
③敷くモノを床面にあてがい傷がつかないようにする
④指を挟まないように、周囲の石にぶつけないように注意し、ゆっくり移動させる以上の様な手順(わかり難いですね)でおこなってください。
くれぐれも
「腰に不安のある人」
「重いものを持ち慣れない人」
はやめてください。
彫字の溝の部分は凹んでおり、表面もざらついていて、字の形や字画によっては掃除しにくい形になっております。
この部分を掃除するのに必要なのは
①自宅で使わなくなった歯ブラシ
②手桶と柄杓と水
です。やり方としては
1)柄杓で水をかけ、ほこりや汚れを浮かせる
2)歯ブラシで掻きだすようにこする
というような感じです。
ここで注意していただきたいのは
◎無理やり雑巾やスポンジを突っ込まない
ということです。字によっては細かい部分が出来ていて、表面より根元の方が細くなっている場合があります。そこに無理やり突っ込むと破損の原因となり、場合によっては「部材の交換」になる事もあります。慎重に行ってください。
定期的に水を含み、日当たりのいいところに立っている墓石には、往々にして苔が生える場合があります。特に御影石の研磨していない部分、ザラザラした部分には苔が生えやすくなっております。人によってはそれを
「苔蒸した感じがいい」「年季が出てきていい感じ」
と言う人もいらっしゃいますが、
「古臭い」「汚い」
と言う人もいらっしゃいます。
もし気になるのでしたら掃除するしかありませんが、その際にはご自宅で使い古した歯ブラシ等でこすってください。ただし苔が生えるという事は、その墓所の場所が「植物に適した好環境」であるという事ですので、いたちごっこになりかねませんが、その分お墓参りの回数を増やしてください。
逆に苔を生やしたい方はお墓参りの度に「米のとぎ汁」をお墓にかける事をお勧めします。